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姿勢がお口に与える影響

姿勢と口の関係

立っている状態や食事をしている状態での姿勢、これを読んでいるあなたの姿勢は今どうなっているでしょうか。

猫背や頬杖をはじめとして、スマートフォンやパソコンなどを長期間使用している状態などで姿勢に問題がある人は多いはずです。

成人だけではなく子供から高齢者にも姿勢に問題がある事があります。

これらの姿勢は口の中のトラブルに意外に関係する事があります。

 

 

姿勢の悪さと口への影響 その1

口の大きな役割として食事をする事が挙げられます。

しっかりと食物を咀嚼してから喉にそして食道から胃へと流れていくこの嚥下の一部を口は担います。

座っている最中の姿勢の悪さはこの嚥下がスムーズにいかなくなります。

猫背などはこの代表です。

椅子に深く腰掛けずに、お尻が前にきているような場合もあります。

食事に非常に時間がかかる場合や食事中のムセなどはもしかすると姿勢が影響しているかもしれません。

特に高齢者では咀嚼機能や嚥下機能が生理的にも落ちてしまいます。

したがって姿勢の悪さが嚥下の動作をさらに悪くすることもあります。

 

姿勢の悪さと口への影響 その2

座っている最中に頬杖をよくつくことはないでしょうか。

頬杖をついている場合に姿勢が良いことは考えにくく、顎や周囲の筋肉への影響が懸念されます。

子供に見られることもありますが、日常的に頬杖をしている場合には顎の痛みや下顎がずれることによる噛み合わせの不調和、歯列の不正につながります。

持続的な力は思いもよらない悪影響が起こります。

日常的に行っていないか注意しましょう。

 

 

 

姿勢の見直しと口の健康

姿勢の悪さは小児の時期であれば口腔機能発達不全症という状態になる可能性があります。

口腔機能発達不全症は生まれつきの障害が無いにも関わらず、食べる、話すなどの口の機能が十分に発達していない状態を言います。

若年者に対して行った調査で猫背姿勢の方は正常の姿勢の方と比較して、咀嚼能力や唇や舌の圧力が低い値を示したという報告もあります。

高齢者であれば食事中のものが食道ではなく気管の方に入りやすくなり、誤嚥性肺炎などに罹患する可能性があります。

姿勢だけが要因ではないかもしれませんが、要因の一つとして考えられます。

ではどのようにして改善すべきか確認してみましょう。

 

 

姿勢の見直し方法

まずは姿勢の見直しをしてみる場合において、立っている状態や座っている状態で確認します。

立っている状態では猫背になっていないかを確認しましょう。

正しい立ち姿勢は『耳・肩、骨盤、膝、くるぶし』が一直線上に並びます。

自分で確認する時には、両足を肩幅に開き、かかとを壁につけて立ちます。

後頭部、胸の後ろ、お尻が壁につき、腰の後ろに手のひらが入る程度の隙間が入る程度の隙間があるかどうかを確認しましょう。

座っている状態では、椅子に深く腰掛けているか、背中は丸くなっていないか、体とテーブルの間の隙間は大きくないか、床に足がしっかりとついているかなどがチェックすべきところです。

食事中にテレビやスマートフォンなどを見るとどうしても姿勢が悪くなりがちなので特に注意が必要です。

 

 

口の健康  健口体操

健口体操は誤字ではなく、そのような取り組みが実際にあります。

『アイウベ体操』などもこれに含まれます。高齢になるにつれて体や腰が丸くなりがちです。

姿勢の見直しも必要ですが、口の機能回復も必要になります。

健口体操では大きく口を開けたり舌を動かしたり、唾液の分泌を促すように唾液腺のマッサージなどをします。

これにより口腔周囲筋の機能向上や唾液分泌の向上も見込まれ、嚥下の動作の改善につながるとされています。

実際にデイサービスや施設入居者の方はオーラルフレイル対策として食事の前にこのような体操を行うことが多いです。

 

 

姿勢が関わる口の健康

子供から高齢者まで姿勢と口の機能は関係します。

したがって、姿勢のチェックや姿勢の悪さから起因するお口に関係する症状にはチェックが必要です。

子供の場合には口がポカンと開いていないか、舌を前に出して飲み込む癖がないか(異常嚥下癖)をみてみましょう。

姿勢の悪さに起因する口呼吸は唾液の分泌を低下や口の中の乾燥を引き起こし、口臭の原因や虫歯のなりやすさにも関係します。

高齢者においては食事の時間がかかり過ぎていないか、食事中のムセなどがないかを確認して見ることも必要です。

姿勢の改善も大切ですが、口の機能を回復するように口周りの体操をすることも併せて行いましょう。

 

 

 

 

まとめ

姿勢がお口に与える影響を確認してきました。

姿勢の悪さは意外にも口や歯、顎に広く影響してしまいます。

若年者の場合には短期間で症状が出ることは考えにくいですが、長期間に癖のように体に染み付いてしまうとそれが当たり前になってしまいます。

それらが蓄積された結果として口周囲の症状として現れることがあります。

したがって、短期間に治るものではなく日頃から注意して修正していくことが必要になります。

高齢者においては、特に口腔機能や嚥下機能が落ちて食事がスムーズに取りにくくなります。

姿勢の改善によりムセの回数や食事のスピードが改善することもあります。

もう一度、日頃の姿勢に気をつけてみましょう。

 

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